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遺言をする人(その1)
 皆様は、専門家のホームページ等で遺言をされた方が良いとされる事例を見ることがあるかと思います。
 ただ、実際にあった事例を書いている例は少ないと思われますので、今回は、私の事務所にご相談に来られ、実際に遺言をされた方の一事例を書き記したいと思います。
 その方は、ご主人に先立たれたご婦人で、そのご婦人には、ご長男とご長女がいました。
 ご主人が亡くなれた時に過去の色々な経緯もあり(この当たりは詳しく書き記しませんが、)、ご兄弟で遺産分割で揉めて、ご婦人はどちらにも付くことができず、とうとう、ご長女が家裁に調停を申し立てられ、一定の結論が付くまで、大変なご苦労をされました。
 また、その結果、家族の人間関係も壊れてしまい、ご婦人は、将来に一抹の不安を持っていました。
 結論を申し上げると、ご相談の結果、そのご婦人は、自筆証書遺言を選択されました。
 ご婦人のご希望は、子供さんが将来揉めないこと、万一揉めたとしても、
家裁等に申立てをして、これ以上人間関係を壊さないこと、でした。
 ご相談を積み重ねながら、ご希望を叶える遺言を作成することができたことを確信され、「これでやっと、自分の幸せを考えることができる。」と涙され、改めて、ご婦人の今までのご苦労が垣間見れました。
 二度と紛争を起こさないために、成り行きに任さず、積極的に自分自身が関与する紛争防止を目的とした遺言でした。
 今回は、いわゆる「将来の紛争防止」のための遺言の一事例でした。
 皆様に、遺言する人の実際を見てもらうため、今後もその時々に、遺言をする人(その2)(その3以下)を書き記したいと思います。
| aoki-shiho | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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